
ゼットグランプリ千葉県予選を制し、ついに全国大会を賭けた関東大会!!
相手は茨城県代表「Fish」さん。ゴリゴリの名門校出身プレイヤーが数多く在籍し、様々な大会でタイトルを獲得してきた超強豪である。相手打線に火をつければたちまちワンサイドゲームになる可能性も十分にある。
しかし、ジャガーズも千葉県代表として、全国大会行きの切符を賭けて絶対に負けられない戦い。
今年一番の大勝負が幕を開ける!!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合計 | |
ジャガーズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Fish | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1× | 3 |
試合経過
1回表
先発は織田-原田バッテリー。
先頭バッターにセンター前ヒットを打たれる。この日は中3週間空いてしまったせいもあってか、珍しく四球を出すなど高めボールが浮き気味の織田。
しかし、さすがの修正力で5番バッターを三振にとり無失点に抑える。
1回裏
1番の田村が完全に体制を崩されてしまうスライダーと制球力の高いピッチャーに三者凡退。
2回表
中山が死球で出塁すると、原田の進塁打で2アウト2塁のチャンス。
須田が放った打球はピッチャーゴロ。しかし、打球処理に慌てたピッチャーが悪送球で1点を先制する。
後ろのバッターに繋ごうという意識。叩こうという意識が無安打でも得点に結びつけました。
3回裏
審判の厳しい判定。いまいち制球が定まらない織田。さらに相手レベルを考えれば、ボール先行で簡単にストライクを取りに行けば長打のリスクもある。そんな辛いマウンド。
先頭を四球で歩かせると、2つの死球で満塁。
続くバッターを3-2と追い込むもボールを見極められ押し出し。同点となる。
4回表~6回表
好投手相手に双方チャンスは作るも決定打が出ずゼロ行進。
6回裏
ゲームが動いたのは終盤6回裏。
1アウトランナー2塁でセカンドとファーストの間に上がった内野フライ。これをファースト浜田がキャッチすると、2塁ランナーが飛びしている。しかし、このランナーを刺しにいった送球がそれてしまう。
すると、ランナーは3塁を蹴ってホームへ突入!!
ジャガーズ守備陣は中継プレーの乱れもあり、勝ち越しを許してしまう。
7回表
土壇場に逆転されてしまい、後がないジャガーズ。このイニングで点を取れなければ全てが終わってしまう。
ジャガーズの攻撃、先頭は4番アニキから。
「とにかく出塁してくれ・・!」全メンバーがアニキの背中に願う!!
ジャガーズレギュラー最年長。これまでも幾度となくチームを救ってきた。打って欲しい場面でこそ打ってきた。それが4番アニキなのだ。
ベンチの想いを背負って!!!!
放った痛烈な打球はレフトへ!!
さらにレフトが打球判断を誤り、広大なグラウンドを抜けていく!!
アニキ全力疾走!!
「まわれ!まわれ!」
3塁ベース付近で全メンバーが腕を回す!(このときジャガーズの3塁コーチャーは10人くらい居た。)
ホームイン!!
圧倒的歓喜!!!!
ナイスバッティング!!
7回裏
土壇場でゲームを振り出しに戻したジャガーズ。しかし、裏がある。まだ同点。裏を守らなければサドンデスへの参加権は得られないのだ。
球数も増え、体力的にもメンタル的にも織田への負担は大きかった。
ヒット、四球などで2アウト満塁のピンチを迎えると、最後のバッターにライトオーバーのヒットを打たれサヨナラ。
ジャガーズ夢の全国への道はここで途絶えた。
総括
これまで戦ってきた相手の中でも明らかにトップレベル。超が付くほど競合相手に素晴らしいゲームをしたと思います。
ここで負けたくなかったのは当然だし、非常に悔しい結果。でも、オープン大会でここまで来れたことにも価値はあると思うし、指揮をしていて本当に楽しかった大会でした。
普段なかなか対戦することがない他市、他県の強豪チームとこれだけの試合ができる。力の差はそこまで無いことがわかったし、来季に向けても自信にして良いと思います。
今年コロナで野球する機会が減ったり、連盟初戦敗退などがあった中でゼットグランプリ関東大会出場はチームのモチベーションを大きく上げてくれました。
来年も参加して、必ずまたこの舞台に戻ってこよう。
トピックス
☆中継プレーの練習・連携強化は必須課題
この試合に限らず、今年は中継プレーのミスが本当に多い。内野手、外野手の連携強化、そして誰がどこを守っても当たり前のプレーができるようになりたい。中継プレーのミスが無くなれば、自ずと失点の数は減るし、勝利にも繋がる。ノックだけではなく、中継プレーだけの練習も取り入れていきます。
個人コメント
田村
3回の三遊間への打球処理は見事でした!ナイスプレー!
バッティングは好不調の波が激しいけど、1番田村の出塁率が上がればチームの得点力も上がるし、そして下位打線が作ったチャンスを返す役割もあります。5番打ってたときも含めて、今年は田村が一番チャンスでまわってきてるはず。1番を誰かに譲るのではなく、結果と努力でチームを勝利に導いて欲しい!!
石井
ムードメーカーとしての役割は非常に素晴らしいと思います。打撃もヒットこそ出なかったけど内容は悪くないです。追い込まれて粘れてるのも◎。
織田
織田があれだけ頑張っているのに、勝ちを付けてあげられないのは本当に申し訳なく思います・・・。
この大会を通して織田はレベルの高い打線も相手にしてきたし、辛い状況の中で投げてきて大きく成長したと感じます。草野球界に名前が広がるくらいのピッチャー目指してこれからも成長していこう!
トミー
ファーストライナーゲッツーは見事!毎試合のようにナイスプレー!
原田
攻守ともに存在感◎
西谷
代走はいつどこであるかわからないんで、是非ランニングと一緒に短距離ダッシュも取り入れてみてね。
斎藤くん
ベンチサポート、そしてメンバーを勇気づける声出しは本当に素晴らしいと思います!ありがとうございます!
アニキ
あの一打は感動しました。さすがすぎます。
オープン大会は投手しかDHが使えないので、外野手全体で起用を話し合いましょう。今年は練習試合ができないので公式戦の中で試しながら起用を変えていますが、一度外野手と監督で意見交換したいなと思います。
須田
打線のつなぎ役、進塁打の技術は相変わらず素晴らしいです。今後も参加メンバーによってサードを守ることは多々あるのでよろしくお願いします。
安達
今回は安達が随分おとなしい印象でした。笑
最後のバッターはライトの守備位置まで気が回らず申し訳ない!
鳥井
代打は鳥井の出塁率を評価しての起用だし、結果は特に気にせずOKです!3-2まで持ち前の粘りはできていたし、四球を狙っていた意識も決して悪いことではないです。追い込まれている状況であのレベルの投手からヒットを打ちに行くほうが難しいしね。ウイニングショットもピッチャーのコントロールが一枚上手だったね。
浜田
試合後も話したけど二塁への送球はOKです。むしろあれをアウトにできないとね!
この悔しさを忘れずに次戦以降取り組んでいこう!
中山
中山の打率向上は必須課題だね!
試合中バッティング撮影とかもチームで強力するし、何か質問などあればメンバーに回答求めていいと思います。
今年ファールになっている打球がフェアになっていれば・・笑
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